遺言サポート
この遺言・遺言書サポートは自分の勉強用としても作成しておりますが、できるだけ分かりやすく書くことを心掛けています。
したがって、分かりやすく書くことで、厳密には法律上の解釈と違ってくることもあるかと思いますので、何卒、ご理解願います。
遺言をしたほうがよいのか
財産がほとんど無いので必要ないと思っている方、親族みんな仲がよいの心配ないと思っている方、必要だと分かっていても面倒だと思っている方・・・様々な思いで遺言をしていない方がいると思います。
遺言書の作成をするか、しないかで自分の死後の手続きが変わります。
遺言書を作成しない | |
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手続き | 法定相続人が、規定の相続分で分けることになります。 どの財産を誰のものにするか等を遺産分割協議します。 |
特徴○ | 生前に遺言書を書いたり手続きを等の手間が省ける。 |
特徴△ | 何も決めていないので、遺産分割をめぐり、争いが起こる可能性がある。 自分の意思が反映されない。 |
遺言書を作成しておく | |
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手続き | 原則、 遺言書に書かれた通りに手続きを行い、財産は分配されます。 |
特徴○ | どの財産を誰のものにするか等話し合いは不要なので争いが起きにくい。 相続人以外にも財産を与えることができる。 |
特徴△ | 法律上の規定を守らないと無効になる場合がある。 自筆証書遺言の場合、作成しても紛失、改ざんの恐れあり。 自筆証書遺言の場合、検認手続きが必要 |
遺言を残したほうが良いケース
特に、遺言をしておいた方が良い場合があります。
例 | |
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子供のいない夫婦 | 全財産を妻に残したい場合等 |
トラブルになりそう | 相続人の人数多い 相続人間の仲が悪い |
相続権が無いので残したい | 内縁関係の夫婦 未認知の子がいる |
特定の者に残したい | 事業を長男にまかせたい 世話をしてくれた者に残したい |
廃除したい相続人がいる | 重大な非行をする相続人がいる |